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J-GLOBAL ID:201002292410490700   整理番号:10A0862094

開口部サイズの関数としてのRFイオントラップの近似多重極係数

Approximate multipole coefficients of RF ion traps as functions of aperture size
著者 (3件):
資料名:
巻: 295  号: 1-2  ページ: 49-59  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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軸対称(3D)及び二次元(2D)イオントラップ内における電極開口部サイズの関数としての,多重極展開係数の変動評価に対する近似解析式を提出する。トラップ内部の電場への開口の役割に焦点を合わせた著者らの先の研究の中で採用された方法に続いて,ここで著者らが開発した解析式もまた次の二つの項の和である: An,noAperture(開口部をもたないトラップに対する多重極展開係数)及びAn,dueToAperture(開口部が寄与する多重極展開係数)。An,noApertureは数値的に取得し,またAn,dueToApertureはトラップ内電位のn次微分から取得される。誘導した式を,二つの3D構造と二つの2D構造に関してテストした。これらは,3D構造に対しては四重極イオントラップ(QIT)と円筒イオントラップ(CIT)とが,また2D構造に対してはリニアイオントラップ(LIT)とレクチリニアイオントラップ(RIT)とが含まれる。著者らの解析式によって評価した多重極展開係数のA2~A12を,トラップ寸法の50%まで変わる開口部サイズに対して(境界要素法を用いて)数値的に得た値と比較した。提出した全プロットにおいて,開口サイズに対比しての多重極膨張係数の変化に対する著者らの解析式は,検討した開口サイズの範囲に対する数値評価の傾向に厳密に追従した。各多重極膨張係数に対して数値的に得たそれらからの,著者らの値の逸脱の評価を提供する最大%誤差は,10~15%の大きな範囲にあることが予想された。しかしながら主要な多重極展開係数A2は,著者らの式によって非常に正しく評価されることが分かった。すなわち,ほとんどの値が数値的に決定した値の1%以内にあり,より大きな逸脱はQITとより大きな開口サイズに対するLITに対して見られた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析計  ,  質量分析 

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