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J-GLOBAL ID：201002292447332853   整理番号：10A0171782

修理修景事業における基準の運用実態とオーセンティシティからみた課題-佐渡市宿根木重要伝統的建造物群保存地区を対象として-

ACTUAL SITUATION OF A DESIGN GUIDELINE FOR RESTORATION PROGRAM FROM A VIEWPOINT OF OPERATION AND AUTHENTICITY-A case of preservation district for group of historic buildings in Shukunegi-

著者 (2件)： 會田千春 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  岡崎篤行 (新潟大 工)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 32  ページ： 325-328  発行年： 2010年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)としての見直しが進んでいる佐渡市宿根木地区を対象に,修理修景事業の実態を調査し,ヒアリング調査によって問題点を抽出した。調査の結果,修理済みの建物には本来見られない外観要素もあった。修理事業によって全体の調和が重視され,町並みの画一化が見られた。事業当初のオーセンティシティの視点が現在に引き継がれていないものと思われる。色彩は同一色による画一化を避け,開口部建具なども簡素な以前の様式に戻すべきである。

シソーラス用語： 歴史地区 ,  記念建造物 ,  *町並み ,  *修理 ,  保存 ,  事業 ,  *佐渡島 ,  実態調査 ,  一貫性 ,  *問題 ,  屋根材 ,  外壁 ,  色彩調整 ,  開口部 ,  建具 ,  経時変化 ,  面接調査 ,  住民参加 ,  設計基準
準シソーラス用語： *宿根木地区 ,  オーセンティシティ

分類 (1件)： 景観  (RD04010N)

引用文献 (3件)：

• 1) 斎藤英俊:⌈建築物保存修復の理念および方法に関する研究⌋,文部省科学研究費補助金国際学術研究成果報告書, pp.89-95,1998.3
• 2) (株)TEM研究所:宿根木の町並みと民家·I,博文社, 1993.3
• 3) 會田千春·岡崎篤行:修理修景事業における基準の運用実態とオーセンティシティー佐渡市宿根木重要伝統的建造物群保存地区を対象としてー,日本建築学会学術講演梗概集f1, pp.657-658, 2008

タイトルに関連する用語 (5件)： 修理 ,  修景 ,  事業 ,  運用 ,  重要伝統的建造物群保存地区