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J-GLOBAL ID：201002292466837630   整理番号：10A1544751

地下水ラドンのための流出係数とヘンリー則定数の測定

Determination of the emanation coefficient and the Henry’s law constant for the groundwater radon

著者 (3件)： LEE Kil Yong (Korea Inst. Geoscience and Mineral Resources, Daejeon, KOR) ,  YOON Yoon Yeol (Korea Inst. Geoscience and Mineral Resources, Daejeon, KOR) ,  KO Kyung Seok (Korea Inst. Geoscience and Mineral Resources, Daejeon, KOR)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 286  号： 2  ページ： 381-385  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラドン(Rn-222)はU-238崩壊系列に属し,半減期は3.82日である。地下水ラドンは,岩石のラドン流出係数と同様に帯水層岩石のラドン濃度に依存する。本研究において,岩石のラドン流出係数(ε)とラドンのヘンリー則定数(H)が,液体シンチレーションカウンター(LSC)を用いて,空気と水の直接測定により計測された。本研究で使用された岩石試料は,韓国中部で採取された黒色頁岩である。地下水に接触した空気の地下水のラドン放射能濃度が,εとHを求めるためにLSCで測定された。εは,0,10及び20°Cで,其々,0.0845,0.1007及び0.1308であった。Hは,0,10及び20°Cで,其々,0.994,1.153及び2.641であった。εとH値と温度依存性は,文献と良く一致している。しかし,この方法が地下水ラドンの流出と分離特性測定に適切とするためには,追加の研究が必要である。更に,サンプル数,湿分濃度,温度,岩石粒子の性質のような実験条件の効果が,今後の研究で確認されるべきである。

シソーラス用語： *Henry定数 ,  *流出係数 ,  *ラドン ,  *地下水 ,  *液体シンチレーション検出器 ,  ウラン238 ,  温度依存性 ,  濃度 ,  頁岩 ,  帯水層 ,  岩石
準シソーラス用語： ヘンリー則定数 ,  放射能濃度 ,  黒色頁岩

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 地下水 ,  ラドン ,  流出係数 ,  ヘンリー則定数