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J-GLOBAL ID:201002292468343766   整理番号:10A0362797

英国の2サイトの大気質に及ぼす気候変動の影響評価

An assessment of the impact of climate change on air quality at two UK sites
著者 (13件):
資料名:
巻: 44  号: 15  ページ: 1877-1886  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大気質に及ぼす気候変動の影響を英国の2都市サイト,ロンドンとグラスゴーについて調べた。現在の気候と21世紀のあり得る気候を代表する2つの期間についての気候シミュレーションから一時間毎の気象データを求めた。大気質に関係する気象変数のうち,気温,相対湿度,風速,風向,雲被覆,太陽放射,地表顕熱フラックス及び降水に顕著な変化が見出された。これらのデータを用いて種々の単一発生源について分散推定を行い,将来の気候における環境影響に対していくつかの顕著な変化が見出された。さらに,統計モデルにおける気象データを用いてロンドンとグラスゴーの風上のNOX,NO2,オゾン及びPM10の背景濃度を推定した。この結果,ロンドンについてはNOXの減少とオゾンの増加が示される一方,グラスゴーについてはNO2の減少割合が最大であった。そのほかの変化は小さかった。これらの背景推定を用いて,上記2都市サイト内でのNOX,NO2,オゾン及びPM10の年間平均濃度を推定した。ロンドンについては多数のサイトにわたって平均した結果はNOXの減少,オゾンの増加を示したが,NO2とPM10については変化は小さかった。グラスゴーについては,4種すべての化学種の変化は小さかった。全球化学輸送モデルからの大規模背景オゾン値も示した。この結果,気候変動により背景オゾン濃度が減少するということを示した。大規模と局所的な過程の正味の影響を評価するためには,該当するすべてのスケールを処理するモデルが必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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環境問題  ,  大気汚染一般  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  気候学,気候変動  ,  都市問題,都市防災 
タイトルに関連する用語 (4件):
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