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J-GLOBAL ID：201002292497786600   整理番号：10A0681093

エズリン/ラジキシン/モエシン蛋白質のグルタミン酸受容体仲介リン酸化は初代培養海馬ニューロン細胞のフィロポディア伸長に関与する

Glutamate receptor-mediated phosphorylation of ezrin/radixin/moesin proteins is implicated in filopodial protrusion of primary cultured hippocampal neuronal cells

著者 (3件)： KIM Han-Seop (Sungkyunkwan Univ. School of Medicine, Suwon, KOR) ,  BAE Chang-Dae (Sungkyunkwan Univ. School of Medicine, Suwon, KOR) ,  PARK Joobae (Sungkyunkwan Univ. School of Medicine, Suwon, KOR)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 113  号： 6  ページ： 1565-1576  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラットの初代培養海馬ニューロンにおけるグルタミン酸誘発によるエズリン/ラジキシン/モエシン(ERM)蛋白質リン酸化の機序を検討した。ERM蛋白質は分化海馬ニューロンで活性化されたが,シナプトソームでは活性化されなかった。リン酸化されたERM蛋白質は分化海馬ニューロンのフィロポディアに局在した。グルタミン酸誘発ERM蛋白質リン酸化はCa²⁺依存性であった。ERM蛋白質リン酸化のグルタミン酸誘発上昇は,カルシウム依存性蛋白質キナーゼC及びROCKによって制御された。グルタミン酸誘発による活性ボタン数の上昇にはモエシンが関与していた。本研究により,分化海馬ニューロンにおけるグルタミン酸誘発ERM蛋白質リン酸化はCa²⁺依存性蛋白質キナーゼC及びRhoA経路により仲介されることが証明された。

シソーラス用語： ラット ,  アクチン結合タンパク質 ,  *タンパク質 ,  *ニューロン ,  *海馬 ,  培養細胞 ,  初代培養 ,  細胞構成体 ,  グルタミン酸受容体 ,  リン酸化 ,  カルシウム ,  タンパク質キナーゼC ,  タンパク質キナーゼ ,  Rhoタンパク質 ,  細胞内分布 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： RhoA蛋白質 ,  ROCK ,  エズリン ,  フィロポディア ,  モエシン ,  ラジキシン ,  *海馬ニューロン ,  細胞内局在

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  中枢神経系  (EJ12030F) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： グルタミン酸

タイトルに関連する用語 (11件)： エズリン ,  ラジキシン ,  モエシン ,  蛋白質 ,  グルタミン酸受容体 ,  仲介 ,  リン酸化 ,  初代培養 ,  海馬ニューロン ,  細胞 ,  フィロポディア