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J-GLOBAL ID：201002292514261559   整理番号：10A1136187

回転機応用のためのGd系バルク高温超電導体のパルス着磁特性に関する研究

Characteristics of pulsed-field magnetization in Gd123 bulk superconductors for motor application

著者 (1件)： 篠原信行 (東京海洋大)
資料名： 電気学会金属・セラミックス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MC-10  号： 1-16.18-28  ページ： 107-110  発行年： 2010年10月31日 
JST資料番号： F0574C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バルク高温超電導体を強力な擬似永久磁石として応用し,回転機の効率を向上させることを目的として,回転機内におけるパルス着磁の最適条件を検討した。4種類のGd系バルク試料に対して着磁試験を行った。バルク試料は,単結晶,貼り合わせバルク,磁性粒子(MP)添加系等であり,整った磁束分布を得るために磁束密度分布制御コイルにより着磁した。パルス着磁によりバルク体が捕捉する磁束密度を決定する要因は,バルク温度,印加磁場及び着磁回数であり,これらの条件の最適化が必要である。6種類の条件で着磁を行った結果,最大捕捉磁束は4種類の試料の平均で約0.46Tであった。貼り合わせバルクは,単結晶よりも最大捕捉磁束量が向上した。磁性粒子を1.0mol%添加したバルクは0.4%添加した場合よりも5%磁束量が向上した。

シソーラス用語： 電気機械 ,  *高温超伝導体 ,  パルス ,  永久磁石 ,  最適条件 ,  *ガドリニウム化合物 ,  バリウム化合物 ,  *銅化合物 ,  酸化物 ,  磁束ピン止め ,  磁束分布 ,  磁束密度 ,  磁束
準シソーラス用語： バルク高温超伝導体 ,  回転機 ,  磁性粒子 ,  *着磁 ,  捕捉磁場

分類 (1件)： 超伝導磁石  (BM04042N)

引用文献 (3件)：

• T. Sano, Y. Kimura, D. Sugyo, K. Yamaguchi, M. Izumi, T. Ida, H. Sugimoto and M. Miki “Pulsed-field magnetization study for Gd123 bulk HTS cooled with condensed neon for axial-gap type synchronous motor” Journal of Physics: Conference Series, Volume 97, pp. 012194(2008)
• Y. Xu, K. Tsuzuki, Y. Zhang, Y. Kimura and M. Izumi “Effect of addition of soft magnetic alloy particles on the flux trapping in Gd123 bulk superconductors” Journal of Physics: Conference Series Volume 234, Part 1 pp. 012019(2010)
• E. Morita, H. Matsuzaki, Y. Kimura, H. Ogata, M. Izumi, T. Ida, M. Murakami, H. Sugimoto, M. Miki “Study of a new split-type magnetizing coil and pulsed field magnetization of Gd-Ba-Cu-O HTS bulk for rotating machinery” Superconductor Science and technology, Volume 19 part 12, pp. 1259-1263(2006)

タイトルに関連する用語 (6件)： 回転機 ,  応用 ,  Gd ,  バルク高温超電導体 ,  パルス着磁 ,  研究