抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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X線ベーストモグラフィー走査を用いて23cm流動床における気泡の測定を行った。CdWO
4シンチレータ結晶を含む管あたり30の検出器の2つのアレイを有する3つのX線管より構成されるスキャナーを用い,2500Hzの周波数でデータを収集した。収集したデータから固体分布を撮像面において再構築した。個別の気泡の速度を評価し,気泡の垂直大きさを計算し,気泡の容量を得た。測定面を気体分布板の上52cmにし,流動化実験を22cm/sの表面気体速度で行った。3つのX線源を流動床の周辺120°配置した。その結果,次のことが分かった。1)気泡速度が知られると気泡の垂直大きさが得られ気泡容量が計算される,2)観察された気泡径は6~15cmでX線トモグラフィーを用いて容量,速度などの気泡の特性が妥当な精度で得られる。