文献

J-GLOBAL ID：201002292586363526   整理番号：10A0730111

自然交雑は種の特性をもつ哺乳類系統を発生する

Natural hybridization generates mammalian lineage with species characteristics

著者 (3件)： LARSEN Peter A. (Texas Tech Univ., TX) ,  MARCHAN-RIVADENEIRA Maria R. (Texas Tech Univ., TX) ,  BAKER Robert J. (Texas Tech Univ., TX)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 25  ページ： 11447-11452  発行年： 2010年06月22日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ほとんどの2倍体種は単一原種から生じ,新種の交雑起源は珍しく動物特に哺乳類での報告はまれである。ここで,コウモリ(Artibeus schwartzi)のカリブ海種が,同属の2非姉妹種(A.jamaicensisとA.planirostris)に由来する核ゲノムを持ち,ミトコンドリアゲノムは第三の絶滅あるいは不明同属種由来であることを示す。Artibeus schwartziは自立した形態学的に別個な,親の既知種のほぼ地理的隔離として存在する。島しょ効果は親の種からこの交雑系統カリブ海個体群への遺伝子流動を制限したと思われる。属の中で生殖隔離の異なる進化速度を仮定し,上記3種を含むクレードの共通祖先が250万年前と見積もられた。従って網状進化は3進化系統からゲノム結合と別個な超越表現型を生じた。これらのデータは哺乳類の交雑による種分化の現象が可能であることを立証する。

シソーラス用語： *コウモリ ,  AFLP ,  系統樹 ,  DNA【核酸】 ,  カリブ海 ,  生息場所 ,  *系統発生 ,  生物多様性 ,  形態 ,  種間雑種 ,  *交雑 ,  生物分類 ,  *種分化
準シソーラス用語： Chiroptera ,  クレード ,  ミトコンドリアDNA ,  核DNA ,  種間ハイブリッド ,  種多様性 ,  進化系統樹 ,  生殖隔離 ,  生息地域 ,  生物形態 ,  地理的隔離

分類 (2件)： 進化論一般  (EC03010Q) ,  集団遺伝学  (EC01040J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 自然交雑 ,  は種 ,  哺乳類 ,  系統