文献

J-GLOBAL ID：201002292590695525   整理番号：10A0951177

キラル力は正中線および前後軸を脱共役することでC.elegansにおける左右パターン形成を構築する

Chiral Forces Organize Left-Right Patterning in C. elegans by Uncoupling Midline and Anteroposterior Axis

著者 (2件)： POHL Christian (Developmental Biology Program, Sloan-Kettering Inst., 1275 York Avenue, New York, NY 10065, USA) ,  BAO Zhirong (Developmental Biology Program, Sloan-Kettering Inst., 1275 York Avenue, New York, NY 10065, USA)
資料名： Developmental Cell  (Developmental Cell)
巻： 19  号： 3  ページ： 402-412  発行年： 2010年09月14日 
JST資料番号： W1692A  ISSN： 1534-5807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 左右(LR)パターン形成は左右相称動物胚形成の興味深いが十分に理解されていない過程である。著者らは,胚が前後(AP)軸から正中線を脱共役させるC.elegansにおけるLRパターン形成の機構を報告する。特異的に,8細胞胚はAP軸から右方に傾く正中線を構築し,左により多くの細胞を配置し,後に続く異なったLR運命誘導を可能にする。細胞は,この傾いた正中線を構築するためにLR非対称隆起および操作された集団的移動を示す。このキラル形態形成と呼ばれる過程は,左右対称カウンターパート運命的な姉妹細胞対間の皮質収縮力の異なった調節に関与し,非標準Wntシグナリングにより活性化する。キラル形態形成は姉妹対の隣接物の細胞質分裂溝により調節され,発生時計および収縮環と隣接細胞間の予想外のシグナリング相互作用を提示する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： Caenorhabditis elegans ,  *形態形成 ,  胚 ,  *細胞情報伝達 ,  直線 ,  性質 ,  細胞構成体 ,  アクチンフィラメント ,  紫外線照射 ,  温度依存性 ,  アクトミオシン ,  RNA干渉 ,  タンパク質複合体
準シソーラス用語： *Wntシグナリング ,  正中線 ,  体軸 ,  左右非対称性 ,  糸状仮足 ,  Arp2/3

分類 (3件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： キラル ,  正中線 ,  脱共役 ,  パターン形成 ,  構築