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J-GLOBAL ID:201002292636833804   整理番号:10A1093464

ゲノム情報が拓く植物-昆虫の相互作用の生態学の研究

Genome-Enabled Research on the Ecology of Plant-Insect Interactions
著者 (2件):
資料名:
巻: 154  号:ページ: 475-478  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0606A  ISSN: 0032-0889  CODEN: PLPHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの昆虫は草食性であり進化的もしくは生化学的に似た特定のグループの植物しか餌としない。植物と昆虫の共進化は地球上の生物の多様性を生み出するつぼとして機能していることが示唆されている。本概説では,植物と今週の相互作用のメカニズムおよび進化の基盤について現在までの知見を解説している。まず被食者であるタルウマゴヤシMedicago truncatulaと捕食者であるエンドウヒゲナガアブラムシAcyrthosiphon pisumの両ゲノム解析から両者の進化および相互作用が明らかとなると期待されることが解説された。また,被食者と捕食者の両ゲノム解析から,植物と昆虫の相互作用に関わる遺伝子が発見し機能を解析を行うことが今後の課題として示された。また,新たなモデル生物としてScaptomyza flavaというハエを用いることで,すでに多くの遺伝子の機能解析が進んでいるDrosophilaの知見を使うことができるというアイディアも紹介された。本概説から,植物と昆虫の両ゲノムを明らかにし,それを利用することで,両者の相互作用研究が大きく進むことが示された。さらに,こうした研究を実験室レベルから野外レベルに移すことで植物と昆虫の複雑な相互作用の進化について明らかになることが示唆された。
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分類 (1件):
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進化論一般 

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