文献
J-GLOBAL ID:201002292708361147   整理番号:10A0812900

関東平野西縁,加治丘陵に分布する下部更新統仏子層下部の層相と古環境

Facies and paleoenvironment of the lower part of the Bushi Formation from Kaji Hill, on the western Kanto Plain
著者 (16件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 159-174  発行年: 2010年07月25日 
JST資料番号: F0193A  ISSN: 0366-6611  CODEN: CKKAA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
関東平野西縁丘陵の一つである加治丘陵には飯能層,仏子層,豊岡層が分布する。下部更新統仏子層はシルト層,砂層,礫層およびそれらに挟在するテフラ層からなる。筆者らは仏子層下部を対象に調査を行い,7枚の鍵層テフラを認定した。また,侵食面,層相,堆積構造および含有化石に基づき,下位よりユニット1~ユニット5に区分した。各ユニットの堆積環境は,ユニット1は干潟および沼沢地,ユニット3は河口および干潟,ユニット4は網状河川,ユニット5は調査地西部では扇状地,調査地東部では湿地や沼沢地と考えられる。また,ユニット2は下位よりサブユニット2-a~サブユニット2-dに細分され,堆積環境は次のように移り変わる。すなわち,サブユニット2-aは網状河川および湿地,サブユニット2-bは河口および干潟,ラビンメント面を経て,サブユニット2-cは海進ラグ,そして,サブユニット2-dは浅海である。このように,ユニット2は1回の海水準変動を反映して堆積したもので,これをもたらした海進は飯能層堆積後最初の大規模海進の可能性がある。その年代は,テフラのフィッショントラック年代や他地域との地層対比を検討すると,約2.0Maと考えられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積環境,層相 
引用文献 (38件):
もっと見る

前のページに戻る