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J-GLOBAL ID:201002292760704591   整理番号:10A0380153

連続UV-B照射はキュウリ子葉トリコームを囲むペルオキシダーゼ活性と核内倍加を誘導する

Continuous UV-B Irradiation Induces Endoreduplication and Peroxidase Activity in Epidermal Cells Surrounding Trichomes on Cucumber Cotyledons
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 187-196 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0337A  ISSN: 0449-3060  CODEN: JRARAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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キュウリ(Cucumis sativus L.)子葉表面の殆どのトリコームは3つの細胞から成る。連続UV-B(290~320nm)照射は迅速細胞拡大とポリフェノール化合物,多分ストレスリグニンをこれらトリコーム周辺の上皮細胞への蓄積を誘発することを既に明らかにしている。UV-B誘発細胞拡大機構とリグニン合成経路のどの段階がUV-B照射で刺激されるかを決定するため,トリコームを含む上皮細胞の相対的DNA含量,フェニルプロパノイド経路の酵素活性及び遺伝子発現を調べた。UV-B照射は15日以上にわたり,特にトリコーム周辺上皮細胞の倍数レベルを増加したが,他の上皮細胞やトリコームではこの増加はみられなかった。トリコーム周辺上皮細胞では,UV-B照射はペルオキシダーゼ(POX)活性を7から15日にわたり誘導した。UV-B曝露はCS-POX1及びCS-POX3遺伝子発現を2日以内に誘導し,さらにフェニルプロパノイド経路の他の2つの酵素,シナピルアルコールデヒドロゲナーゼ及びコニフェリルアルコールデヒドロゲナーゼも9から11日にわたり誘導した。このように,UV-B暴露はキュウリ子葉のトリコーム周辺上皮細胞の拡大,核内倍加,POX活性,ポリフェノール化合物の蓄積を誘導した。リグニンのようなポリフェノール化合物はUV-Bを吸収するため,これらデータはキュウリのUV-B照射に対する生物学的防御機構を示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  野菜 
引用文献 (52件):
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