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J-GLOBAL ID:201002292830785039   整理番号:10A0943843

カベオリン-1は炎症反応の調節,細菌負荷の軽減および胸腺細胞アポトーシス抑制により敗血症を防御する

Caveolin-1 Protects against Sepsis by Modulating Inflammatory Response, Alleviating Bacterial Burden, and Suppressing Thymocyte Apoptosis
著者 (12件):
資料名:
巻: 285  号: 33  ページ: 25154-25160  発行年: 2010年08月13日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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確立した敗血症動物モデル,盲腸結紮穿刺(CLP)を用いて,カベオラの主要成分であるカベオリン-1が敗血症の生存因子であるか検討した。CLPによりカベオリン-1ヌルマウスは67%の致死率を示したが,野生型同腹仔の致死率は27%であった。CLP処理カベオリン-1ヌルマウスの炎症性サイトカインの生産を野生型と比較したところ,野生型は敗血症の初期ステージで急速な腫瘍壊死因子-α(TNF-α)とインターロイキン6(IL-6)を伴う急性期反応を示したが,ヌルマウスは過剰で延長した炎症性サイトカインを生産した。このヌルマウスは,肝臓および脾臓において細菌数を著しく増大し,敗血症における細菌負荷を上昇し,さらに胸腺細胞アポトーシスを倍増しており,リンパ球ホメオスタシスを変更した。カベオリン-1を欠損したマウスは,野生型同腹仔より多微生物性の敗血症死に対する感受性が高いことを見出した。さらに,カベオリン-1はおそらく炎症反応の調節,細菌負荷の軽減と胸腺細胞アポトーシス抑制を通して敗血症死を防ぐことを明らかにした。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染免疫  ,  生物学的機能  ,  感染症・寄生虫症一般 

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