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J-GLOBAL ID：201002292844435944   整理番号：10A0918561

円形ワイヤナノ複合材料の熱伝導率モデリング

Thermal conductivity modeling of circular-wire nanocomposites

著者 (2件)： HSIEH Tse-yang (Inst. of Applied Mechanics, National Taiwan Univ., Taipei 106, Taiwan) ,  YANG Jaw-yen (Center for Quantum Sci. and Engineering, National Taiwan Univ., Taipei 106, Taiwan)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 108  号： 4  ページ： 044306  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マルチブロック構造化グリッドシステムを用いるフォノンBoltzmann方程式ソルバーを開発して,シリコン-ゲルマニウム円形ワイヤナノ複合材料(ゲルマニウムホストマトリックスに埋込んだシリコンナノワイヤ)における横熱輸送の研究に適用した。過去の研究は通常,円形ワイヤナノ複合材料の幾何学的単純化を仮定しており,熱伝達は実際に正方形ワイヤナノ複合材料にモデル化されている。幾何学効果を実証するために,円形ワイヤと正方形ワイヤナノ複合材料両方のフォノン輸送を,様々なワイヤ間隔,体積分率,寸法によって研究した。弾道的フォノン輸送においては,円形の滑らかさのため,円形ワイヤは正方形ワイヤほど熱抵抗を課さない。それにもかかわらず,幾何学的単純化において,正方形ワイヤナノ複合材料のワイヤ間隔は円形ワイヤナノ複合材料の間隔より大きい。通常の幾何学的単純化は円形ワイヤナノ複合材料の熱伝導率を過大評価する。得られた結果はバルクナノ構造化熱電素子の開発に必須情報を提供することができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 円形 ,  *ナノワイヤ ,  *ナノ複合材料 ,  *熱伝導率 ,  モデリング ,  格子 ,  フォノン ,  Boltzmann方程式 ,  応用プログラム ,  ケイ素 ,  ゲルマニウム ,  輸送現象 ,  横方向 ,  熱伝達 ,  正方形 ,  幾何学 ,  間隔 ,  体積率 ,  長さ ,  熱抵抗 ,  簡素化 ,  ナノ構造 ,  熱電素子
準シソーラス用語： ソルバ ,  寸法 ,  熱輸送

分類 (1件)： 金属の比熱・熱伝導  (BL05022V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 円形 ,  ワイヤ ,  ナノ複合材料 ,  熱伝導率 ,  モデリング