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J-GLOBAL ID:201002292858652530   整理番号:10A0483501

内皮前駆細胞由来血管の宿主の血管系との急速な吻合は一緒に移植された線維芽細胞の高い密度により促進される

Rapid Anastomosis of Endothelial Progenitor Cell-Derived Vessels with Host Vasculature Is Promoted by a High Density of Cotransplanted Fibroblasts
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 585-594  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W1690B  ISSN: 1937-3341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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移植可能な人工組織を確実に生存させるには,栄養物と老廃物を対流させて輸送速度を亢進する必要があるが,そのための方法の1つが移植前の血管ネットワークの作製である。本研究では,フィブリンゲル中で内皮細胞(EC)と線維芽細胞を共培養することにより,invitroの三次元人工血管ネットワークを作製した。臍帯血内皮前駆細胞由来のEC(EPC-EC)により形成された血管は,高密度の線維芽細胞の存在下では4日以内に相互に結合した管状ネットワークを形成したが,低密度の繊維芽細胞の存在下ではこれに5から7日を要した。ヒト臍帯静脈EC(HUVEC)由来の血管もin vitroで同様の動力学を示したが,予め血管形成させた組織を免疫不全マウスに移植するとEPC-ECとHUVECの間で宿主の血管系を持つ吻合の形成能に著しい差が認められた。EPC-EC由来の血管床は移植後1日以内にかん流されが,HUVECの血管はかん流されなかった。EPC-EC由来の血管床の90%は3日目にかん流されたが,HUVEC由来の血管床では3分の1だけがかん流された。いずれの場合も,高密度の線維芽細胞により吻合が促進された。以上より,EOC-ECと高密度の線維芽細胞は吻合速度を亢進すること,人工組織を予め血管形成させるとin vivoにおける栄養物の対流輸送が亢進されることが示された。
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分類 (1件):
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血管系 

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