文献

J-GLOBAL ID：201002292866965386   整理番号：10A1157271

工業廃水排出削減のための手段の費用効果分析

Cost benefit analysis of measures to reduce industrial effluent discharges

著者 (5件)： SIVARD Asa (AF, Stockholm, SWE) ,  ERICSSON Tomas (AF, Stockholm, SWE) ,  HYLANDER Nippe (AF, Stockholm, SWE) ,  KARLSSON Magnus (IVL Swedish Environmental res. Inst., Stockholm, SWE) ,  MALMAEUS Mikael (IVL Swedish Environmental res. Inst., Stockholm, SWE)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 62  号： 7  ページ： 1623-1628  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スウェーデンを含む北欧諸国は工場排出基準を工場毎に交渉で決めていたが,EU加盟後はIPPCの指令で最良利用可能技術(BAT)の値が排出基準になってきた。また,紙パルプ工場はバルト海行動計画(BSAP)の目標の窒素とリンを削減する必要になった。流入水域の環境条件を明らかにし,工業廃水の排出を低減するための最も費用効果のある手段を達成するための,有機物と栄養塩類の排出値を,TOC,窒素又はリンの当量負荷をRedfield比で再計算して一般化した。事例研究として,漂白クラフトパルプ工場からの有機物と栄養塩類の削減コストを汚染物質当りのコストとして計算した。パルプ工場の削減コスト当量を,他の工業,都市下水処理施設,農業や大気沈降等から有機物と栄養塩類を削減するコストと比較した。これらの結果から社会にとって最も費用効果の高い方法を検討し,工場の削減策に比べてりより費用効果の高い窒素とリン削減策の可能性があることを示した。

シソーラス用語： 廃水処理 ,  *廃水処理施設 ,  工場廃水 ,  紙パルプ工業 ,  クラフトパルプ ,  晒しパルプ ,  スウェーデン王国 ,  *費用効果分析 ,  窒素 ,  リン ,  *脱窒素 ,  *脱リン ,  有機物 ,  栄養塩類 ,  排出基準 ,  排出量 ,  排出抑制 ,  事例研究 ,  都市下水 ,  農業 ,  排水 ,  大気汚染物質 ,  TOC【炭素】 ,  水質汚濁物質
準シソーラス用語： 大気沈降物 ,  農業排水

分類 (2件)： 廃水処理  (YL01030T) ,  下水・廃水処理施設  (SC03020P)

タイトルに関連する用語 (3件)： 工業廃水 ,  排出削減 ,  費用効果分析