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J-GLOBAL ID：201002292881823377   整理番号：10A0255195

二相移動系において生体触媒反応に対しモノリス固定化リパーゼマイクロリアクタの開発

Development of a monolith based immobilized lipase micro-reactor for biocatalytic reactions in a biphasic mobile system

著者 (3件)： HE Ping (Dep. of Chemistry, Univ. of Hull, Hull HU6 7RX, GBR) ,  GREENWAY Gillian (Dep. of Chemistry, Univ. of Hull, Hull HU6 7RX, GBR) ,  HASWELL Stephen J. (Dep. of Chemistry, Univ. of Hull, Hull HU6 7RX, GBR)
資料名： Process Biochemistry  (Process Biochemistry)
巻： 45  号： 4  ページ： 593-597  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0250B  ISSN： 1359-5113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ触媒に対する活性で安定なマイクロリアクタを作成するリパーゼの固定化のために用いる調節可能な多孔性を持つシリカ-モノリスの単純な作成法を調べた。一連の市販リパーゼは水-デカン溶媒において4-ニトロフェニル酪酸の加水分解反応を用いて検討した。速度論研究からk_catに対する類似値は固定化Candida antarcticaリパーゼA及び溶液中のフリーリパーゼに対し得られ,一方固定化Michaelis常数K_mは溶液中のフリーリパーゼより12倍低値であった。96%の転換はフリーリパーゼの23%に対し固定化C.antarcticaリパーゼAで得られた。固定化リパーゼで得られた高転換率は連続流マイクロリアクタ系において二相系形成に寄与したが,界面活性の著しい増加が発生した。モノリス上の固定化C.antarcticaリパーゼAは安定性の改善を示し,80°Cで64%転換及び480時間の連続操作後70%転換であり,フリーリパーゼの同一温度及び時間下では40及び20%転換であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 多孔質体 ,  マイクロリアクタ ,  *固定化酵素 ,  バイオ触媒 ,  二相流 ,  ゾル-ゲル法 ,  *リパーゼ ,  多孔性 ,  水溶液 ,  カルボン酸エステル ,  カルボン酸塩 ,  加水分解 ,  酵素反応速度論 ,  Michaelis定数 ,  安定性 ,  酵素的分解 ,  アルカン ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  フェニル酪酸エステル ,  モノリス ,  酵素分解

分類 (1件)： 酵素の応用関連  (EB09100B)

物質索引 (1件)： デカン

タイトルに関連する用語 (5件)： 生体触媒反応 ,  モノリス ,  固定化リパーゼ ,  マイクロリアクタ ,  開発