ファージディスプレイ技法による抗炭水化物抗体の作成  内在発現の結果として細胞増殖を強力に障害

YUASA Noriyuki; ZHANG Wei; GOTO Tomohiro; SAKAUE Hiroyuki; MATSUMOTO-TAKASAKI Ayano; KIMURA Miyo; OHSHIMA Hiroya; TSUCHIDA Yasunobu; KOIZUMI Tomoyuki; SAKAI Keiko; KOJIMA Takumi; YAMAMOTO Kazuo; NAKATA Munehiro; FUJITA-YAMAGUCHI Yoko

文献

J-GLOBAL ID：201002292890514948 整理番号：10A1067354

ファージディスプレイ技法による抗炭水化物抗体の作成内在発現の結果として細胞増殖を強力に障害

Production of Anti-carbohydrate Antibodies by Phage Display Technologies POTENTIAL IMPAIRMENT OF CELL GROWTH AS A RESULT OF ENDOGENOUS EXPRESSION

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資料名：
巻： 285 号： 40 ページ： 30587-30597 発行年： 2010年10月01日
JST資料番号： E0038A ISSN： 0021-9258 CODEN： JBCHA3 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

ファージディスプレイで単離された抗マンノトリオース(Man3)の一本鎖Fv(scFv)をヒトIgG1のFcに接続してマウス骨髄腫細胞NS0で発現しクローン5A3を解析したことを以前報告した。今回は,そのとき用いたKeioファージライブラリーからラクト-N-フコペンタオースIII(LNFPIII;Le^X)に対する一本鎖Fvを単離して同様にscFv-Fcを発現させ,クローン1F12を得た。いずれの抗体も培地に分泌されたが,クローン細胞を継代するにつれて抗体産生量が減少した。COS7での一過性発現も試みたが,小胞体にscFv-Fcがとどまって蓄積し,発現細胞は安定なクローンとして生存できなかった。これらのことから,哺乳類細胞で抗Man3や抗Le^Xなどの抗炭水化物抗体は細胞増殖を抑制することがわかった。

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抗原・抗体・補体の生産と応用

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ファージディスプレイ技法による抗炭水化物抗体の作成 内在発現の結果として細胞増殖を強力に障害

ファージディスプレイ技法による抗炭水化物抗体の作成内在発現の結果として細胞増殖を強力に障害