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J-GLOBAL ID：201002292894225754   整理番号：10A0171756

既存の窓面を対象にした遮熱化技術の光学特性及び熱特性の調査と空調負荷削減効果に関する数値計算

SURVEY ON OPTICAL AND THERMAL PROPERTY OF SOLAR SHADING TECHNIQUE FOR EXISTING WINDOW AND NUMERICAL SIMULATION ON LOAD REDUCTION EFFECT IN AIR-CONDITIONING SYSTEM

著者 (4件)： 伊藤大輔 (ものつくり大) ,  武田仁 (東京理大 理工) ,  足永靖信 (国土技術政策総合研) ,  藤本哲夫 (建材試験セ 中央試)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 32  ページ： 185-190  発行年： 2010年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築物外皮による空調負荷低減技術の実証実験の結果を整理し,熱負荷計算を行って窓面における有効な遮熱化技術を提案した。窓用日射遮蔽フィルム,窓用コーティング材,窓用ファブリック,窓用後付け複層ガラスの計69種類の窓面遮熱化技術について,熱物性値及び光学特性値を一覧表にして示した。年間冷暖房負荷を計算すると,日射遮蔽係数が低いほど冷房負荷削減量が多く,熱貫流率の影響は小さかった。日射遮蔽係数が高く,熱貫流率が低いほど暖房負荷削減量が大きかった。東京と大阪における窓面遮熱化による省エネルギー効果を算出して示した。

シソーラス用語： *窓 ,  *断熱 ,  建設技術 ,  日照調整 ,  プラスチックフィルム ,  *被覆材 ,  金網 ,  複層ガラス ,  日射 ,  透過率 ,  反射率 ,  *冷暖房負荷 ,  伝熱係数 ,  事務所建築 ,  独立住宅 ,  気象条件 ,  日変化 ,  年変化 ,  省エネルギー ,  数値計算 ,  熱特性
準シソーラス用語： *コーティング材

分類 (2件)： 建築物の断熱  (RB01033H) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (13件)：

• 1) エネルギーの使用の合理化に関する法律、2008.5
• 2) 国土交通省、住宅·建築物省エネ改修推進事業、2009.5
• 3) 齋藤裕昭、服部哲幸、松島加奈、桑沢保夫、石崎竜一、澤地孝男、瀬戸裕直、井上隆:温暖地の木造住宅における部分断熱改修による熱性能改善効果の検証、日本建築学会環境系論文集、第73巻、第632号、pp.1163-1169、2008.10
• 4) 岩前篤、加藤信介、鈴木大隆:戸建住宅の部分断熱による効果に関する研究、日本建築学会大会学術講演梗概集D-2、pp.89-90、2006.9
• 5) 水田和彦、伊香賀俊治、村上周三:ウレタン壁内注入と窓の断熱改修効果の2020年までの予測 -住宅の断熱改修による温室効果ガス排出削減に関する研究-、日本建築学会環境系論文集、第614号、pp.99-106、2007.4

タイトルに関連する用語 (7件)： 窓 ,  遮熱 ,  光学特性 ,  熱特性 ,  調査 ,  空調負荷 ,  数値計算