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J-GLOBAL ID:201002292916975213   整理番号:10A0169485

【撤回論文】自己免疫疾患での17型ヘルパーT細胞の生存と増殖におけるインターロイキン7の非常に重要な役割

[RETRACTED]Crucial role of interleukin-7 in T helper type 17 survival and expansion in autoimmune disease
著者 (18件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 191-197  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【撤回論文】W0636A「Nature Medicine」19巻12号に撤回記事掲載。---インターロイキン7受容体(IL-7R)は,多発性硬化症の感受性と遺伝学的に関連している。本論文では,実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)では,病因となる17型ヘルパーT(TH17)細胞の生存と増殖にIL-7が不可欠であることを報告する。IL-7は,EAEでのエフェクターTH17細胞,また多発性硬化症患者由来のヒトTH17細胞に直接作用し増殖を起こさせたが,TH17の分化には必要とされなかった。IL-7Rの拮抗阻害は,JAK-STAT5(Janus kinase-signal transducer and activator of transcription-5)経路の阻害および生存促進性タンパク質Bcl-2とアポトーシス促進性タンパク質Baxの発現変化によって,分化したTH17細胞のアポトーシスに対する感受性を高め,その結果EAEの重症度を軽減した。これとは対照的に,TH1や調節性T(Treg)細胞は,in vivoでのIL-7R拮抗阻害の影響を受けにくいか,もしくはまったく影響されなかった。この選択性は,Treg細胞ではIL-7Rα発現がごく低いことに起因すると考えられ,またTH1細胞での高レベルのSocs1(suppressor of cytokine signaling-1をコードする)発現と相関していた。この研究は,TH17細胞の生存と増殖におけるIL-7-IL-7Rの以前には報告されていない独特な役割を明らかにしており,また自己免疫疾患の治療にかかわりがある。Copyright Nature Japan KK 2019
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分類 (2件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経の基礎医学 

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