文献

J-GLOBAL ID：201002292944628049   整理番号：10A0519391

Gnetum gnemonoidesの樹皮から得たスチルベン三量体,グネユリンA及びB,並びにジヒドロフラボノール-C-グルコシド,ノイデソールA及びB

Gneyulins A and B, Stilbene Trimers, and Noidesols A and B, Dihydroflavonol-C-Glucosides, from the Bark of Gnetum gnemonoides

著者 (10件)： SHIMOKAWA Yoko (Hoshi Univ., Tokyo, JPN) ,  AKAO Yusuke (Hoshi Univ., Tokyo, JPN) ,  HIRASAWA Yusuke (Hoshi Univ., Tokyo, JPN) ,  AWANG Khalijah (Univ. Malaya, Kuala Lumpur, MYS) ,  HADI A. Hamid A. (Univ. Malaya, Kuala Lumpur, MYS) ,  SATO Seizo (Nippon Suisan Kaisha, Ltd, Tokyo, JPN) ,  AOYAMA Chihiro (Nippon Suisan Kaisha, Ltd, Tokyo, JPN) ,  TAKEO Jiro (Nippon Suisan Kaisha, Ltd, Tokyo, JPN) ,  SHIRO Motoo (Rigaku Corp., Tokyo, JPN) ,  MORITA Hiroshi (Hoshi Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 4  ページ： 763-767  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マレーシアに自生する熱帯植物から,構造的にも生物学的にも興味の湧く化合物を探索している。マレーシアで採集したGnetum gnemonoides(グネツム属,裸子植物)の樹皮をアセトン水溶液で抽出した液から,新規な4種類の化合物を単離した。すなわち,スチルベン三量体,名付けてグネユリンA及びB,並びにジヒドロフラボノール-C-グルコシド,名付けてノイデソールA及びBであった。スペクトル分析によって,これら化合物の構造を解明した。グネユリンA及びBは,Na⁺-グルコーストランスポータ(SGLT-1及びSGLT-2)に対して,中程度の阻害活性を示した(グネユリンAのそれぞれに対するIC₅₀値=27及び25μM,グネユリンBの同値=37及び18μM)。

シソーラス用語： 樹皮 ,  三量体 ,  立体配置 ,  X線回折分析 ,  裸子植物 ,  生物活性 ,  マレーシア ,  膜タンパク質 ,  タンパク質 ,  糖尿病 ,  *グルコシド ,  *オレフィン化合物 ,  芳香族化合物 ,  血糖降下薬 ,  熱帯植物 ,  単離 ,  分子構造 ,  生体成分分析 ,  レーザ脱離質量分析 ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  NOESY ,  二次元NMR ,  TOCSY ,  COSY
準シソーラス用語： Gnetum gnemonoides ,  HSQC ,  SGLT1 ,  TOFMS ,  グネツム属 ,  *スチルベン類 ,  スペクトル分析 ,  トランスポータ ,  *糖尿病薬

分類 (3件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (4件)： グネユリンA ,  グネユリンB ,  ノイデソールA ,  ノイデソールB

タイトルに関連する用語 (5件)： Gnetum ,  樹皮 ,  スチルベン ,  三量体 ,  C-グルコシド