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J-GLOBAL ID:201002292947176750   整理番号:10A0481765

アワビ類のエゾアワビ(Haliotis discus hannai Ino)の脂質組成に及ぼす食餌炭水化物源の影響

Effects of Dietary Carbohydrate Sources on Lipid Compositions in Abalone, Haliotis discus hannai Ino
著者 (7件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 221-227  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2597A  ISSN: 1672-5174  CODEN: ZHDXB3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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アワビ類のエゾアワビ(Haliotis discus hannai)は大型のalgivorous海生腹足類であり,40~50%の炭水化物からなる天然食餌の消費者である。既報の成長研究から,アワビは食餌炭水化物を効率的に利用できることが示された。炭水化物は脂質合成の過程で最も重要な炭素源である。この点に基づき,アワビのトリグリセリド,コレステロール,および脂肪酸含有量に及ぼす食餌炭水化物源の影響を決定するためにさらなる研究を行った。異なる炭水化物源(デキストリン,熱処理小麦澱粉,小麦澱粉,コーンスターチ,タピオカデンプン,およびバレイショ澱粉)の33.5%を含有する6種類の半精製食餌を,アワビ(初期貝殻長:(29.98±0.09)mm,初期重量:(3.42±0.02)g)に3通りのグループについて24週間,再循環系において給餌した。実験期間中,水温は18~20°Cの範囲にあった。その結果,デキストリン,熱処理小麦澱粉,および小麦澱粉を給餌したアワビの血清トリグリセリドはコーンスターチを給餌したそれよりも有意に高い(P<0.05)ことが示された。デキストリン,熱処理小麦澱粉を給餌したアワビの血清コレステロール含有量はコーンスターチを給餌したそれよりも有意に高かった(P<0.05)。小麦澱粉,コーンスターチ,タピオカデンプン,およびバレイショ澱粉を給餌したアワビの筋肉と肝すい臓でのn-3とn-6系列の多価不飽和脂肪酸含有量はデキストリンおよび熱処理小麦澱粉を給餌したアワビのそれよりも多かった。例外は筋肉18で,タピオカデンプンおよびバレイショ澱粉を給餌したアワビの3n-3含有量は他の如何なる処理よりも有意に低かった(P<0.05)。デキストリン含有食餌を給与したアワビは筋肉と肝すい臓において飽和脂肪酸18:0の含有が最も低く,一方,コーンスターチ含有食餌を給餌したアワビは肝すい臓において,飽和脂肪酸16:0の含有量が最も低いことが示された。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  水産増養殖一般 

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