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J-GLOBAL ID：201002292974096165   整理番号：10A0334362

多話者混合における音声言語定位

Speech localization in a multitalker mixture

著者 (3件)： KOPCO Norbert (Dep. Of Cybernetics and AI, Technical Univ. of Kosice, Kosice 04001, SVK) ,  BEST Virginia (School of Medical Sciences, Univ. of Sydney, Sydney, New South Wales 2006, AUS) ,  CARLILE Simon (School of Medical Sciences, Univ. of Sydney, Sydney, New South Wales 2006, AUS)
資料名： Journal of the Acoustical Society of America  (Journal of the Acoustical Society of America)
巻： 127  号： 3  ページ： 1450  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： C0249A  ISSN： 0001-4966  CODEN： JASMAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間的に分散配置した4男声マスカの中からどのようにして女声ターゲットを精度良く定位付けるのかを調べるための実験を前面オーディオビジュアル環境下で行った。音源構成に関する事前知識を利用するか否かを調べるためにマスカ位置を固定した場合(5つの配置パターンのうちの1つ)と試行毎に配置を変えた場合で比較した。その結果ターゲット検出能力低下が確認された後でもマスカは定位性能を劣化させることがわかった。ターゲット位置定位付けに関する全平均をとると予めマスカ位置に関する事前知識が与えられている場合にはターゲット位置定位の誤り率は20%ほど低下した。この効果はターゲット位置がマスカ位置と重ならない場合にはさらに大きかったが(誤り率で36%低下)重なる場合には誤り率に変化はなかった。しかしこれらの効果はターゲット対マスカの強度比を上げたりマスカ位置の事前知識が充分利用できない場合には低下した。以上の結果から音声混合環境では話者の配置に関する事前知識により定位性能が改善できることが確認できた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *話者認識 ,  *音声理解 ,  定位 ,  聴覚マスキング ,  *音声知覚
準シソーラス用語： ターゲット検出

分類 (1件)： 聴覚・音声モデル  (EL02070Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 話者 ,  音声言語 ,  定位