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J-GLOBAL ID：201002293062918810   整理番号：10A0954897

亜鉛フィンガーヌクレアーゼにより仲介されるマウス接合子における相同組換による遺伝子ターゲッティング

Gene targeting by homologous recombination in mouse zygotes mediated by zinc-finger nucleases

著者 (8件)： MEYER Melanie (Helmholtz Center Munich, Munich, DEU) ,  MEYER Melanie (Technical Univ. Munich, Munich, DEU) ,  DE ANGELIS Martin Hrabe (Technical Univ. Munich, Munich, DEU) ,  WURST Wolfgang (Helmholtz Center Munich, Munich, DEU) ,  WURST Wolfgang (Technical Univ. Munich, Munich, DEU) ,  WURST Wolfgang (Deutsches Zentrum fuer Neurodegenerative Erkrankungen e.V., Munich, DEU) ,  KUEHN Ralf (Helmholtz Center Munich, Munich, DEU) ,  KUEHN Ralf (Technical Univ. Munich, Munich, DEU)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 34  ページ： 15022-15026  発行年： 2010年08月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ES細胞における相同組換(HR)による遺伝子ターゲッティングは特定のマウス突然変異体を生成するために広く用いられている。しかしながら,大多数の哺乳類においては遺伝子ターゲッティング操作のためのツールが存在しない。接合子は哺乳類生殖系列の一段階修飾に対する論理的な基質であるが,自発性HR率が低いために,接合子における遺伝子ターゲッティング技術は確立されていない。二本鎖DNA切断はHR率を大きく増加させることから,亜鉛フィンガーヌクレアーゼを用いた接合子の直接遺伝子ターゲッティングの可能性を検討した。本報告で,亜鉛フィンガーヌクレアーゼとターゲッティングベクターの共注入を行うことで,事前選択なしにマウス一細胞胚の1.7-4.5%で遺伝子ターゲッティングが達成されることを示した。本結果は,ES細胞とは無関係に接合子における哺乳類生殖系列の操作が一段階で可能であることを示す。

シソーラス用語： *遺伝子ターゲティング ,  接合子 ,  相同組換 ,  二本鎖DNA切断 ,  二次構造 ,  ベクター ,  DNA制限酵素 ,  融合タンパク質 ,  ノックアウトマウス ,  トランスジェニックマウス
準シソーラス用語： 亜鉛フィンガーヌクレアーゼ

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 亜鉛フィンガーヌクレアーゼ ,  仲介 ,  マウス ,  接合子 ,  相同組換 ,  遺伝子ターゲッティング