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J-GLOBAL ID：201002293082148396   整理番号：10A0867142

硫化カドミウムおよび金ナノ粒子とDNAとの非共有的相互作用

Non-covalent interactions of cadmium sulphide and gold nanoparticles with DNA

著者 (11件)： ATAY Z. (Bogazici Univ., Istanbul, TUR) ,  BIVER T. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  CORTI A. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  ELTUGRAL N. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  LORENZINI E. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  MASINI M. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  PAOLICCHI A. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  PUCCI A. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  RUGGERI G. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  SECCO F. (Universita di Pisa, Pisa, ITA) ,  VENTURINI M. (Universita di Pisa, Pisa, ITA)
資料名： Journal of Nanoparticle Research  (Journal of Nanoparticle Research)
巻： 12  号： 6  ページ： 2241-2253  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： W1361A  ISSN： 1388-0764  CODEN： JNARFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メルカプトエタノールキャップのナノ粒子CdS_npとモノヒドロキシ-(1-メルカプトウンデク-11-イル)テトラエチレン-グリコールでキャップしたナノ粒子Au_npを合成し,DNAとの相互作用を調べた。吸収,蛍光滴定,臭化エチジウム移動分析,ゲル電気泳動によれば,CdS_npの表面はDNAと非共有的な相互作用により結合することを示し,その結合定数は(2.2±0.5)×10⁵M^-1であった。また,CdS_npは短時間曝露により培養細胞に浸透し,薄い濃度(p<0.005)であれば増殖を促進する,しかし長時間曝露では細胞生長を決定的に阻害した。一方,Au_npとDNA,細胞との相互作用は検出できなかった。

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *金 ,  *硫化カドミウム ,  保護膜 ,  水溶液 ,  *DNA【核酸】 ,  *化学結合 ,  結合定数 ,  相互作用 ,  細胞増殖 ,  細胞毒性 ,  光度滴定 ,  電気泳動 ,  チオール ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： キャップ層 ,  メルカプトエタノール ,  蛍光滴定 ,  非共有結合

分類 (2件)： 無機化合物の毒性一般  (GZ02021E) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： 23-メルカプト-3,6,9,12-テトラオキサトリコサン-1-オール

タイトルに関連する用語 (5件)： 硫化カドミウム ,  金ナノ粒子 ,  DNA ,  共有 ,  相互作用