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J-GLOBAL ID：201002293137442833   整理番号：10A1053979

微生物電気合成: 微生物産生に対する電気的経路を再考する

Microbial electrosynthesis-revisiting the electrical route for microbial production

著者 (2件)： RABAEY Korneel (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  ROZENDAL Rene A. (Univ. Queensland, Queensland, AUS)
資料名： Nature Reviews. Microbiology  (Nature Reviews. Microbiology)
巻： 8  号： 10  ページ： 706-716  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： W1394A  ISSN： 1740-1526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物電解合成の原理,研究および応用について概説した。まず,生物電気化学システム(BES)の原理について解説し,BESが膜に分離された陽極と陰極からなり,陽極では酸化過程が,陰極では還元過程が起こることを示した。また,BESを制限する要素として,反応そのものが電極での反応効率を減少させること,鉄が反応と同時に陽極と陰極の間を移動しなければならないことを指摘した。次に,BESの発見,研究の歴史およびBES産物の応用の歴史について解説した。また,微生物への電子輸送機構の詳細についても解説した。最後に,CO₂,H₂あるいは有機化合物を出発物質とした産物形成について解説し,その応用の現状について説明した。

シソーラス用語： 電解合成 ,  バイオ触媒 ,  生物電気 ,  酸化還元反応 ,  カソード還元 ,  アノード酸化 ,  *エレクトロトランスポート ,  *生物生産 ,  *菌体生産 ,  二酸化炭素 ,  水素 ,  発酵過程
準シソーラス用語： *電子輸送

分類 (1件)： 菌体の生産  (FK03040W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 微生物 ,  電気合成 ,  経路