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J-GLOBAL ID：201002293163206102   整理番号：10A0728715

海産物毒素の検出のための生物学的方法

Biological methods for marine toxin detection

著者 (4件)： VILARINO Natalia (Universidad de Santiago de Compostela, Lugo, ESP) ,  LOUZAO M. Carmen (Universidad de Santiago de Compostela, Lugo, ESP) ,  VIEYTES Mercedes R. (Universidad de Santiago de Compostela, Lugo, ESP) ,  BOTANA Luis M. (Universidad de Santiago de Compostela, Lugo, ESP)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 397  号： 5  ページ： 1673-1681  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物性プランクトンによって生産された海産物毒素は濾過摂食をする貝や魚中で蓄積され,ヒトの中毒,時には致死の原因となる。ヒトの健康の防御のために,海産食品中の毒素の含有量の法的規制値の設定が促される。その実現のためには,毒素のすべてのグループに対する検出法が必要になる。現在,海産物毒素の検出にはマウスを用いる生物学的方法が汎用されている。この方法は,実験動物の使用の倫理上の問題と共に,低い感度と高度の擬陽性率という技術的限界を伴う。ヒトの健康を守るために,新たは方法が開発される必要がある。本稿では,海産物毒素の検出のための生物学的分析法の最近の約10年間の発展を概説した。さらに,海産物毒素の法的規制値,海産物毒素の作用機序,実用化されている海産物毒素の各検出法の検出限界を一覧としてまとめた。

シソーラス用語： *水産食品 ,  *毒素 ,  マウス ,  規格値 ,  検出限界 ,  植物プランクトン ,  バイオセンサ ,  *バイオアッセイ
準シソーラス用語： *海産物

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  植物起原の毒性  (GZ03010J)

引用文献 (94件)：

• Combes RD (2003) Altern Lab Anim 31:595-610
• Holland P (2008) In: Botana LM (ed) Seafood and freshwater toxins: pharmacology, physiology and detection, 2nd edn. Boca Raton, CRC Press
• Sauer UG (2005) Altex 22:19-24
• McNabb P, Selwood AI, Holland PT, Aasen J, Aune T, Eaglesham G, Hess P, Igarishi M, Quilliam M, Slattery D, Van de Riet J, Van Egmond H, Van den Top H, Yasumoto T (2005) J AOAC Int 88:761-72
• Quilliam MA (2003) J Chromatogr A 1000:527-48

タイトルに関連する用語 (3件)： 海産物 ,  毒素 ,  生物学