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J-GLOBAL ID：201002293189839227   整理番号：10A0580093

細胞壁酵素の過剰発現は遺伝子組換えトマト果実のキシログルカンの分解と軟化を低減する

Overexpression of a Cell Wall Enzyme Reduces Xyloglucan Depolymerization and Softening of Transgenic Tomato Fruits

著者 (4件)： MIEDES Eva (Universidad de Valencia, Valencia, ESP) ,  HERBERS Karin (BASF, Limburgerhof, DEU) ,  SONNEWALD Uwe (Friedrich-Alexander-Univ. Erlangen-Nuernberg, Erlangen, DEU) ,  LORENCES Ester P. (Universidad de Valencia, Valencia, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 9  ページ： 5708-5713  発行年： 2010年05月12日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キシログルコシルトランスフェラーゼ/エンドヒドロラーゼ(XTH)遺伝子の量が異なる遺伝子組換えトマトを生産した。これらの遺伝子組換え果実は野生タイプに比べてXTH蛋白質が過剰発現していた。遺伝子組換え果実の特異的キシログルコシルトランスフェラーゼ(XET)活性は野生タイプ果実の4.33倍だった。24%KOHで抽出した細胞壁ヘミセルロースは成熟中に全糖とキシログルカンの分解があり,野生タイプより遺伝子組換えタイプでは分解は少なかった。成熟中の果実の軟化は遺伝子組換えトマトで低く,キシログルカンの構造が軟化メカニズムに関係しており,XETはそのプロセスに関係する酵素の1つであることを示唆した。

シソーラス用語： 細胞壁 ,  *トランスジェニック植物 ,  *トマト ,  果実【器官】 ,  *グルコシルトランスフェラーゼ ,  ヒドロラーゼ ,  遺伝子発現 ,  キシロシド ,  *グルカン ,  *酵素的分解 ,  軟化 ,  酵素活性度 ,  ヘミセルロース ,  遺伝子 ,  コピー数 ,  栽培品種 ,  野生植物
準シソーラス用語： XTH遺伝子 ,  エンドヒドロラーゼ ,  キシログルカン ,  *キシログルコシルトランスフェラーゼ ,  遺伝子量

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  酵素生理  (EH02020J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 細胞壁 ,  酵素 ,  過剰発現 ,  遺伝子組換えトマト ,  果実 ,  キシログルカン ,  分解 ,  軟化