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J-GLOBAL ID：201002293232348372   整理番号：10A0932479

超臨界水中でのバイオマスの接触改質の理解を目指して

Towards Understanding the Catalytic Reforming of Biomass in Supercritical Water

著者 (4件)： RABE Stefan (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  NACHTEGAAL Maarten (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  ULRICH Thomas (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE) ,  VOGEL Frederic (Paul Scherrer Inst., Villigen, CHE)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 49  号： 36  ページ： 6434-6437  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初期バイオマスは多くの場合,大量の水を含んでいる(>80wt%)。このような「湿潤バイオマス」を燃料として利用するため,著者らは超臨界水中で触媒的にバイオ合成ガス(Bio-SNG)に変換する方法を提案した(2005,2009)。本研究では湿潤バイオマスの超臨界水ガス化のためのモデル化合物としてエタノール,触媒として粒状炭素に担持したルテニウム触媒を用いた。ルテニウム触媒の存在下での,亜臨界または超臨界水ガス化時においてエタノールのCO₂,CH₄及びH₂への分解は250°Cで始まり,350°Cで完了した。in situ XANES研究から,触媒は250°Cで完全に還元され,超臨界条件に達してもその状態は変わらないことが分かった。亜臨界及び超臨界水中での担持ルテニウム触媒上におけるエタノールの改質反応は低圧での水蒸気改質反応と同じ機構で進行することを示した。

シソーラス用語： *ルテニウム触媒 ,  担持触媒 ,  炭素 ,  *バイオマス ,  *脂肪族アルコール ,  *超臨界水 ,  *接触改質 ,  水蒸気改質 ,  *ガス化 ,  合成ガス ,  二酸化炭素 ,  水素 ,  XANES ,  アルカン
準シソーラス用語： CB06122I ,  *バイオマスガス化

分類 (4件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  X線スペクトル一般  (BM08101P) ,  ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q)

物質索引 (2件)： エタノール ,  メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界水 ,  バイオマス ,  接触改質 ,  理解