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J-GLOBAL ID：201002293234428390   整理番号：10A0677496

トンネル天盤で形成されたくさび状岩石の安定性に対する土インフィルド節理の影響

Effect of soil-infilled joints on the stability of rock wedges formed in a tunnel roof

著者 (4件)： INDRARATNA Buddhima (Fac. of Engineering, Univ. of Wollongong, Wollongong, NSW 2522, AUS) ,  OLIVEIRA David A.F. (Coffey Geotechnics, 8/12 Mars Rd Lane Cove West, NSW, AUS) ,  BROWN E.t. (Golder Associates Pty. Ltd., AUS) ,  DE ASSIS Andre Pacheco (Dep. of Civil and Environmental Engineering, Univ. of Brasilia, Brasilia, BRA)
資料名： International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences  (International Journal of Rock Mechanics and Mining Sciences)
巻： 47  号： 5  ページ： 739-751  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： D0230C  ISSN： 1365-1609  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トンネル天盤のくさびの場合のように,破壊が構造的に不連続性により支配されているようなところでは,岩盤に対して等価連続性を用いることは必ずしも状況に対して適切ではない。それらの場合には,通常,不連続手法が用いられる。軟弱なインフィルで満たされる岩盤節理は,岩盤内で最も弱い面である傾向があり,岩盤全体のせん断挙動に支配的影響を与える。この場合,不連続性に対して採用される節理材料モデルは,アスペリティの滑りやせん断,ポストピーク挙動,アスペリティ変形,および軟弱インフィルの影響などの重要なメカニズムについて説明できなければならない。ここでは土インフィルド節理モデルの最新版について議論する。それは側方変位による膨張と圧縮の発生について従来モデルより包括的に説明し,また実験室で観察されるようなアスペリティ干渉に関連する硬化機構を表現している。既存の節理モデルは容易にそれらを捕らえることができない。土インフィルド節理によって構造的に支配されるくさび状岩石の解析のための解析手法,および2007年にブラジルに発生した地下鉄駅崩壊の数値シミュレーションが示される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 天盤 ,  *トンネル ,  楔形 ,  *岩石 ,  岩盤 ,  不連続性 ,  節理 ,  アスペリティ ,  充填 ,  剪断変形 ,  シミュレーションモデル ,  崩壊 ,  *不安定性
準シソーラス用語： 不連続性岩盤

分類 (2件)： 岩盤の力学的性質  (HE02000H) ,  トンネル工事  (RC05031E)

タイトルに関連する用語 (7件)： トンネル ,  天盤 ,  くさび ,  岩石 ,  安定性 ,  土 ,  節理