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J-GLOBAL ID:201002293238812917   整理番号:10A1140484

光触媒反応用スメクチックタイプ鉱物内チタン及びチタン-鉄種の合体

Incorporation of titanium and titanium-iron species inside a smectite-type mineral for photocatalysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 401-408  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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改質ベントナイトを調製し,光触媒活性について検討した。Ti(IV)インターカレーション水溶液,Fe(III)-Ti(IV)インターカレーション水溶液を調製し,ナトリウムベントナイト分散液と混合,焼成(400°C)し,Ti(IV)改質ベントナイト,Fe(III)-Ti(IV)改質ベントナイトを夫々,調製した。これら改質ベントナイトの特性を,蛍光X線分析(XRF),X線回折(XRD),FTIR分光法,形態の電子顕微鏡観察などにより評価した。また,温和な条件(25°C×大気圧)での紫外線照射による水溶液中のフェノール分解における光触媒性能について試験した。検討の結果,これら改質ベントナイトは,バルクのTiO2に比較し,低含量チタン(10%)で良好な触媒活性を有することが分かった。また,製造過程で,Fe3+及びTi4+を同時に添加した場合(Fe(III)-Ti(IV)種含有インターカレーション水溶液),光触媒活性は増強されるが,TiO2ナノ粒子合成後にベントナイトにFe3+イオンを合体させた場合は,光触媒活性は低減することなどが明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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