文献

J-GLOBAL ID：201002293271688792   整理番号：10A0878546

CoO/Al₂O₃触媒からの鉱酸によるコバルトの溶解

Dissolution of Cobalt from CoO/Al₂O₃ Catalyst with Mineral Acids

著者 (5件)： BOUKERCHE Ikram (Univ. Annaba, Annaba, DZA) ,  HABBACHE Naima (Univ. Annaba, Annaba, DZA) ,  ALANE Nadia (Univ. Annaba, Annaba, DZA) ,  DJERAD Souad (Univ. Annaba, Annaba, DZA) ,  TIFOUTI Lakhdar (Univ. Annaba, Annaba, DZA)
資料名： Industrial & Engineering Chemistry Research  (Industrial & Engineering Chemistry Research)
巻： 49  号： 14  ページ： 6514-6520  発行年： 2010年07月21日 
JST資料番号： C0385C  ISSN： 0888-5885  CODEN： IECRED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在,価値ある金属の有効で安価な入手方法が求められている。ここでは,CoO/Al₂O₃触媒中のコバルト回収に関し,塩酸,硫酸,または硝酸溶液への溶解を,温度,撹はん速度,酸濃度を変えて検討した。2M 塩酸溶液,75°C,4時間,液対固体の比100(mL/g)の条件で,99.82%のコバルトが溶解することがわかった。同じ条件下,硫酸では31.96%,硝酸では13.57%のコバルトが溶解した。溶解速度の差は,表面化学反応に関与するアニオン(Cl^-,NO₃^-,HSO₄^-)が異なることに起因する。コバルト溶解動力学を不均一モデルで検討したが,律速段階におけるすべての場合は表面化学プロセスであった。

シソーラス用語： 酸化アルミニウム ,  触媒再生 ,  資源回収 ,  *有用物質回収 ,  *コバルト ,  塩酸 ,  硫酸 ,  *酸 ,  硝酸 ,  溶解 ,  *可溶性 ,  温度依存性 ,  速度依存性 ,  濃度依存性 ,  撹拌速度 ,  *依存性 ,  *力学モデル ,  化学プロセス ,  *溶解性
準シソーラス用語： 酸化コバルト(II) ,  *無機酸 ,  *動力学的モデル ,  モデル検証 ,  アニオン類

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： Al2O3 ,  触媒 ,  鉱酸 ,  コバルト ,  溶解