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J-GLOBAL ID：201002293275735205   整理番号：10A0642314

セルロン酸の温度とpH安定性

Temperature and pH stability of cellouronic acid

著者 (3件)： FUJISAWA Shuji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISOGAI Takuya (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISOGAI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 17  号： 3  ページ： 607-615  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビスコースレーヨンをTEMPOで酸化し,セルロン酸を得た。これを種々pH水溶液に分散させ,種々温度に保持し,重合度と炭素13NMR測定した。その結果,室温では,pH1~7では解重合せず安定であった。pH>10ではβ脱離反応により解重合した。50°C以上ではpH1~4.8では加水分解による解重合が起きた。解重合速度解析結果は,pHおよび温度に連れて反応速度定数が増大し,pHに連れて活性化エネルギーは低下した。

シソーラス用語： 酸化 ,  脱離反応 ,  反応速度 ,  活性化エネルギー ,  ビスコースレーヨン ,  臭化ナトリウム ,  ナトリウム化合物 ,  次亜塩素酸塩 ,  *温度依存性 ,  *pH依存性 ,  *解重合 ,  安定性 ,  重合度 ,  炭素13NMR ,  加水分解 ,  反応速度定数
準シソーラス用語： *セルロン酸 ,  次亜塩素酸ナトリウム

分類 (3件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  多糖類  (CF10054P) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (2件)： セルロン酸 ,  pH安定性