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J-GLOBAL ID:201002293290288185   整理番号:10A1542744

グラム陽性菌Bacillus subtilis(枯草菌)由来ツイン-アルギニン蛋白質輸送システムにおけるTatA成分の溶液NMR構造

Solution NMR Structure of the TatA Component of the Twin-Arginine Protein Transport System from Gram-Positive Bacterium Bacillus subtilis
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号: 45  ページ: 15942-15944  発行年: 2010年11月17日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ツイン-アルギニン輸送(Tat)系は,折畳み蛋白質を細菌細胞質膜や植物の葉緑素チラコイド膜を横断輸送する。大部分のグラム陽性菌のTat系は2つの必須成分(TatAおよびTatC蛋白質)から成る。TatAは,自己オリゴマー化によって蛋白質導入チャンネルを形成し,基質認識にも関与する二機能サブユニットであるが,その蛋白質輸送機構はまだ明らかではない。そこで本研究では,枯草菌(B.subtilis)由来のTatAdの溶液構造をNMRを利用して検討した。その結果,TatAdの3次元構造を原子間分解能レベルで解明できた。TatAdは,経膜ヘリックスと両親媒性ヘリックスによって形成されるL-字形構造を示していたが,C-末端尾の形は殆どばらばらであった。これらの結果をもとに,経膜ヘリックスが脂質二重層に挿入されるTatAdの推定トポロジーが支持された。更に,TatAdはヒンジ領域のいくつかの保存残基構造の重要性を呈示したことから,本研究はTat系蛋白質の輸送機構解明に大きく寄与することができた。
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