リピドミクスはヒト血漿で顕著な脂質多様性を示す

QUEHENBERGER Oswald; ARMANDO Aaron M.; BROWN Alex H.; MILNE Stephen B.; MYERS David S.; MERRILL Alfred H.; BANDYOPADHYAY Sibali; JONES Kristin N.; KELLY Samuel; SHANER Rebecca L.; SULLARDS Cameron M.; WANG Elaine; MURPHY Robert C.; BARKLEY Robert M.; LEIKER Thomas J.; RAETZ Christian R. H.; GUAN Ziqiang; LAIRD Gregory M.; SIX David A.; RUSSELL David W.; MCDONALD Jeffrey G.; SUBRAMANIAM Shankar; FAHY Eoin; DENNIS Edward A.

文献

J-GLOBAL ID：201002293348746510 整理番号：10A1124078

リピドミクスはヒト血漿で顕著な脂質多様性を示す

Lipidomics reveals a remarkable diversity of lipids in human plasma

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資料名：
巻： 51 号： 11 ページ： 3299-3305 発行年： 2010年11月
JST資料番号： H0071B ISSN： 0022-2275 CODEN： JLPRA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

LIPID MAPSコンソーシアムは,生体系のLC-MS法に基づく革新的リピドミクス手法を開発し,哺乳動物リピドームの脂質分子種を系統的に同定,定量することにより血漿中の標準基準物質(SRM)の分析に関わってきた。今回,6つの主要脂質分類で構成する脂質の構造多様性を示すヒト血漿の詳細な脂質プロフィルを初めて報告した。6つの分類は脂肪酸,グリセロ脂質,グリセロリン脂質,スフィンゴ脂質,ステロールとプレノールであった。この詳細なリピドミクス分析は,夜間絶食で,US集団に代表的である男女と人種の健常者の血漿を用いた。全体として,主要脂質分類内に分布する500以上の異なる分子種を評価した。今後,健康と疾患における個々の脂質の役割に関してより多くの情報が得られるので,患者の血漿中リピドームの分析は,ヒト疾患とその治療効果を検出し,モニターする価値ある方法を提供すると結論した。

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脂質の代謝と栄養

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