抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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板金業界を中心にCO
2レーザ加工機の,リーマンショック後の市場動向と導入ユーザのニーズ,ウオンツを紹介するとともに,加工機メーカの課題について考察した。1990年以降,世界で5万台以上のCO
2レーザ加工機が出荷され,販売総額は3兆円となっているが,最近の金融危機と世界同時不況で市場は冷え切っており,2009年の生産出荷は前年同期比1/3の500台となっている。板金市場では,薄板から中・厚板までの幅広い加工領域に対応できる加工機や複合機に対する需要がみられる。メーカ側では,高出力,高速,厚板加工への対応,変種変量,多品種少量生産への対応の動きが見られる。さらに以下の事項について導入ユーザの声を紹介した:リニアレーザ加工機,レンズ交換機能,ノズルチェンジャー機能,パレットシャトルの導入などによる自動化,部品の機械加工のレーザ加工への切替え,パンチ・レーザ複合マシンへの期待,工程統合による高精度・高品位加工の実現。