抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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湿し水は平版オフセット印刷にとっては無くてはならない材料・技術・管理対象である。富士精版印刷は必要最小量しか湿し水を供給しないことにより,湿し水を循環させないシステムを構築している。供給した湿し水は印刷中に蒸発したり紙に吸収されたりしてなくなり水舟に戻らない。湿し水は冷却していないが,ローラーやシリンダーは通常通り冷却している。本方式のメリットを述べた。デメリットは設備代程度である。最大のノウハウが「水を切る」という意識である。必要最小限の湿し水の供給量に加え,インキの供給量も同様にしている。本システムで気をつけているのは工場全体の温度管理である。徹底した温度管理と水を切る意識が,他では難しいことを可能にしている。