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J-GLOBAL ID：201002293452055422   整理番号：10A1622146

漁業生物の資源・生態調査研究 1.1.10 ベニズワイガニ

著者 (1件)： 星野昇 (北海道中央水試)
資料名： 北海道立中央水産試験場事業報告書
巻： 2009  ページ： 41-42  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： J0671A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道日本海南部海域(松前半島~桧山支庁の沖合域)に分布するベニズワイガニ資源の合理的利用に資するため,松前さくら漁協とひやま漁協が企業化を目的として実施している試験操業の調査結果をとりまとめ資源評価を行った。2009年の漁期は3~8月で,全体の許容漁獲量は1300t,総漁獲量は許容漁獲量の93.2%の1211tであった。松前さくら漁協ではLLサイズの漁獲量が前年を大きく下回った。CPUEは,松前さくら漁協が20.2kg,ひやま漁協が18.8kgで,2年連続して漸減した。小型個体海中還元前の入網時の甲幅組成のモードは105mm台に見られ,2005年以降で100mm未満サイズの漁獲尾数が最も少なく,新規加入量がやや減少してきた可能性が考えられた。これらの調査結果から,2010年漁期前の生物学的許容漁獲量を1232tを超えない範囲と算定し,2010年は許容漁獲量1200tでの特別採捕許可方針が定められた。

シソーラス用語： 水産資源 ,  生態 ,  北海道 ,  *資源管理 ,  *ズワイガニ ,  日本海 ,  操業試験 ,  *CPUE ,  組成 ,  体長 ,  幅 ,  加入量 ,  漁獲量
準シソーラス用語： *許容漁獲量 ,  *甲幅組成 ,  試験操業 ,  資源評価 ,  体長組成 ,  *ベニズワイガニ

分類 (3件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 漁業 ,  生物 ,  資源 ,  生態 ,  調査 ,  研究 ,  ベニズワイガニ