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J-GLOBAL ID:201002293461212425   整理番号:10A0109561

ヒト血漿試料中のビンクリスチンの定量分析のためのエレクトロスプレイイオン化LC/MS/MS法の検証

Validation of an electrospray ionization LC/MS/MS method for quantitative analysis of vincristine in human plasma samples
著者 (10件):
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巻: 878  号: 3-4  ページ: 423-427  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビンクリスチンは,小児がん治療に汎用される天然のビンカアルカロイドである。ビンクリスチンの薬物動態研究はすでに研究されているが,小児がんの母集団で利用可能なデータはほとんどない。母集団での薬物動態を調べるために,血漿中のビンクリスチンの定量のための高感度で明確な液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC/MS/MS)法を開発した。結晶200μLを内部標準としてのビンブラスチンに加えた。クロマトグラフィー分離は,C8 HPLCカラム(Phenomenex Luna 50mm×2.0mm,3.0μm)と移動相勾配によって流速0.2mL/分で達成した。定量は,ビンクリスチンの場合,825.4→765.4(m/z),ビンブラスチンの場合,811.4→751.4(m/z)の転移を利用して行った。クロマトグラフィー分離は,8分で達成された。定量限界は0.25ng/mL,精度は10.2%,正確度は99.6%であった。検量線は,最大50.0ng/mLまで直線であった。日内の精度と正確度は,それぞれ6.3%から10%,91.9%から100.8%であった。日間の精度と正確度は,それぞれ3.8%から9.7%,93.5%から100.5%であった。顕著なマトリックス効果はビンクリスチンに観察されなかった。ヒト血漿中のビンクリスチンの定量のための高感度で明確な本LC/MS/MS法を開発し,現在,小児がん患者での薬物動態研究に成功裏に適用している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 
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