抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国は2000年の国政選挙にフロリダ州でIBM社のカード式統計機を使ったが1890年に特許を取得した旧式で投票所よりも博物館に相応しい代物だった。カードの指定個所に鉄筆で穴をあけて候補者を指名するが穴の形状が不整で集計誤りを生じる事例が多い。しかし2002年の選挙法改正で各州が自由に投票方式を選定可能になり旧式投票機械の新型への更新が進んだ。電子装置による直接入力方式が有利で殊にタッチパネル方式は英語を読めない人や身体障害者でも利用できる。投票結果は即刻オンラインで中央に送信し,投票結果の集計発表が早い。しかし投票結果の事後確認ができない等の欠点もある。Rice大学では各種電子投票方式の比較研究を進めており新型投票機械を開発して2008年の選挙にサンフランシスコで試用した。