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J-GLOBAL ID:201002293488452495   整理番号:10A0253927

環境に関連したUV-B光条件下でのDaphnia magnaにおける3-メルカプトプロピオン酸あるいはトリ-n-オクチルホスフィンオキシド/アラビアゴム表面被覆剤を有するCdSe/ZnSe量子点の光毒性

Phototoxicity of CdSe/ZnSe quantum dots with surface coatings of 3-mercaptopropionic acid or tri-n-octylphosphine oxide/gum arabic in Daphnia magna under environmentally relevant UV-B light
著者 (5件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 116-124  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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半導体結晶ナノ粒子(NPs)の潜在的生態毒性学的影響についての懸念が高まりつつある。しかし,特に紫外線(UV)のような変化する環境条件下でのNPsの毒性機構についての著者らの理解は極めて限られている。著者らは,2種の有機被覆剤を有するセレン化カドミウム/セレン化亜鉛の量子点(QDs)の毒性に関する機構を評価するために環境レベルのUV-B光条件下でDaphnia magnaを用いたin vivo実験を行った。著者らは3-メルカプトプロピオン酸(MPA)及びトリ-n-オクチルホスフィンオキシド/アラビアゴム(GA)で被覆したQDsを用い,環境レベルのUV-B光条件下でそれらの毒性をDaphnia magnaにおいて調べた。全身の活性酸素種(ROS)生成,mRNA発現量の生物指標及び急性毒性を調べた。UV-B光によりCd及びGA-QDのミジンコにおける毒性がより強くなった。小さなCd分子(カットオフ<10kDa)の量がUV-B光条件下のGA-QDでは増加したが,測定したCd量では急性毒性を説明できなかった。UV-B光条件下でCd及びGA-QDはいずれもより多くのROSを生成した。さらに,Cd曝露に特異的なmRNAの発現パターンはUV-Bの有無によってGA-QDでは観察できなかった。これらの観察は,QDsの光毒性がQDからのCdの遊離によってのみならず,表面被覆剤の特性及びROS生成のような他の潜在的原因によっても説明できる可能性を示唆するものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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魚類以外の水産動物  ,  金属及び金属化合物の毒性 
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