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J-GLOBAL ID：201002293592406349   整理番号：10A0653376

直流抵抗標準の現状と次世代標準としてのグラフェンの可能性

Current status of the dc resistance standard and a perspective on graphene as a new standard

著者 (2件)： 福山康弘 (産業技術総合研 計測標準研究部門) ,  金子晋久 (産業技術総合研 計測標準研究部門)
資料名： 炭素
巻： 2010  号： 243  ページ： 121-124  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： G0633A  ISSN： 0371-5345  CODEN： TASOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直流抵抗の標準としてのグラフェンの利用可能性について論評した。グラフェンは量子ホール効果を発現する二次電子系として,ランダウ準位の分離が大きいことから,より高温と低磁場で明瞭なプラトーが得られる。従来の素子によるQHRより使用しやすい標準となる可能性があるとした。

シソーラス用語： *グラファイト ,  *電気抵抗 ,  直流 ,  標準器 ,  技術基準 ,  量子効果 ,  *グラフェン

分類 (2件)： R,L,C,Q,インピーダンス,誘電率の計測法・機器  (AD07030N) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

引用文献 (11件)：

• KANEKO, N. AIST Bulletin of Metrology. 2004, 2, 4, 617-625
• VON KLITZING, K. Phys. Rev. Lett. 1980, 45, 494-497
• HARTLAND, A. Phys. Rev. Lett. 1991, 66, 969-973
• JECKELMANN, B. IEEE Trans. Instrum. Meas. 1995, 44, 269-272
• JECKELMANN, B. Rep. Prog. Phys. 2001, 64, 1603-1655

タイトルに関連する用語 (6件)： 直流 ,  標準 ,  現状 ,  次世代 ,  グラフェン ,  可能性