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J-GLOBAL ID：201002293618898148   整理番号：10A0726423

ヌード頚部の遺伝と環境温度及びそれらの相互作用が,重量型ブロイラーの雌鶏の繁殖形質に及ぼす影響

The effect of naked neck gene and ambient temperature and their interaction on reproductive traits of heavy broiler dams

著者 (3件)： SHARIFI A. R. (Georg-August-Univ. Goettingen, DEU) ,  HORST P. (Humboldt Univ. Berlin, DEU) ,  SIMIANER H. (Georg-August-Univ. Goettingen, DEU)
資料名： Poultry Science  (Poultry Science)
巻： 89  号： 7  ページ： 1360-1371  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0579A  ISSN： 0032-5791  CODEN： POSCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヌード頚部遺伝子(Na)によって発現する,異なる羽毛の重量型ブロイラー母鶏の繁殖形質への影響として,遺伝型×暑熱の相互関係による影響を調べた。追加実験として,Na遺伝子の酸素需要性による,はいの活動に及ぼす影響についても調べた。正常羽毛(nana)及びNaNaの雌鶏を分離してケージに収容し,高温(30°C)及び適温(19°C),湿度55%で18~72週間にわたり飼育し,産卵成績,受精率,ふ化率,及びはいの死亡時期を記録した。NaNa遺伝型の雌鶏に比べnanaの雌鶏は,温度ストレスにより明らかに産卵成績が抑制され,低い産卵率,受精率,ふ化率及び雛生産羽数を記録した。Naでは,はいの死亡率の増加について,複合的に低いふ化率につながった例外を除き,適温では両遺伝型の間に産卵成績と受精率に全く差がなかった。暑熱曝露nana雌鶏の卵の初期はいの死亡率は,適温で飼育したnana雌鶏の卵よりも明らかに高かった。反対に高温及び適温で維持したNaNa鶏の卵の初期はい死亡率は有意差がなく,暑熱ストレス下では初期はいの生存率の低下を招いた。発育後期でのはい死亡率は有意に増加し,ホモ交配ではヘテロ交配遺伝型のはいよりも大きく影響した。Na遺伝子のはい死亡率の理由を酸素消費量についての調査内容からでは説明できなかった。

シソーラス用語： *ブロイラー ,  雌性 ,  *遺伝子 ,  首 ,  産卵 ,  生産能力 ,  受精率 ,  比率 ,  時期 ,  *暑熱ストレス ,  胚 ,  死亡率 ,  生存率 ,  酸素要求量 ,  温度依存性 ,  *温熱環境 ,  相互作用 ,  生殖能力 ,  *飼育管理 ,  遺伝子発現 ,  環境効果
準シソーラス用語： ヌード頚部 ,  *ヌード頚部遺伝子 ,  死亡時期 ,  孵化率

分類 (2件)： 鶏  (FD03020F) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 頚部 ,  遺伝 ,  環境温度 ,  相互作用 ,  ブロイラー ,  雌鶏 ,  繁殖形質