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J-GLOBAL ID：201002293628886520   整理番号：10A0468151

GPR35は新しいリゾホスファチジン酸受容体である

GPR35 is a novel lysophosphatidic acid receptor

著者 (5件)： OKA Saori (Fac. of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Univ., Sagamihara, Kanagawa 252-5195, JPN) ,  OTA Ryo (Fac. of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Univ., Sagamihara, Kanagawa 252-5195, JPN) ,  SHIMA Mitsuru (Fac. of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Univ., Sagamihara, Kanagawa 252-5195, JPN) ,  YAMASHITA Atsushi (Fac. of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Univ., Sagamihara, Kanagawa 252-5195, JPN) ,  SUGIURA Takayuki (Fac. of Pharmaceutical Sciences, Teikyo Univ., Sagamihara, Kanagawa 252-5195, JPN)
資料名： Biochemical and Biophysical Research Communications  (Biochemical and Biophysical Research Communications)
巻： 395  号： 2  ページ： 232-237  発行年： 2010年04月30日 
JST資料番号： B0118A  ISSN： 0006-291X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： GPR35は,1998年に同定されたロドプシン様G蛋白質共役型受容体である。キヌレン酸,トリプトファン代謝物,がGPR35に対する内因性リガンドとして作用するらしいことが報告されている。しかし,細胞応答誘発に要求されるキヌレン酸の濃度は通常高く,他の内因性リガンドが存在する可能性がある。本報で,GPR35に対する他の内因性リガンドを検索した。最終的に,GPR35発現HEK293細胞において2-アシルリゾホスファチジン酸で誘導のCa²⁺応答の大きさが,ベクター-トランスフェクト対照細胞でのものより著しく大きいことが見出された。このような相違は,1-アシルリゾホスファチジン酸の場合には現れなかった。2-アシルリゾホスファチジン酸はまた,RhoAの持続した活性化と細胞外シグナル調節キナーゼのりん酸化を起こし,GPR35分子の内部移行を誘発した。これらの結果は,2-アシルリゾホスファチジン酸がGPR35の内因性リガンドであることを強く示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *情報伝達受容体 ,  Rhoタンパク質 ,  ERK【酵素】 ,  リン酸化 ,  インターナリゼーション ,  リゾホスファチジン酸 ,  カンナビノイド ,  リゾリン脂質 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： *GPR35 ,  RhoA ,  カルシウムトランジェント ,  *リゾホスファチジン酸受容体

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (1件)： キヌレン酸

タイトルに関連する用語 (1件)： リゾホスファチジン酸受容体