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J-GLOBAL ID：201002293648660464   整理番号：10A0216881

アルミニウム基ジャーナルベアリング材料の潤滑下での摩耗

The wear of aluminium-based journal bearing materials under lubrication

著者 (2件)： FEYZULLAHOGLU Erol (Kocaeli Univ., Fac. of Engineering, Mechanical Engineering Dep., Kocaeli, TUR) ,  SAKIROGLU Nehir (Kocaeli Univ., Fac. of Engineering, Mechanical Engineering Dep., Kocaeli, TUR)
資料名： Materials & Design  (Materials & Design)
巻： 31  号： 5  ページ： 2532-2539  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： A0495B  ISSN： 0264-1275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,アルミニウム基合金が高性能エンジンベアリングに用いられている。本研究は,金型鋳造で製造した新Al基ベアリング合金を開発し,これらの合金のトライボロジー特性を潤滑下で実験的に解析した。4種類のアルミニウム合金を摩耗研究の目的でピンオンディスク摩耗試験を実施した。摩耗試験のディスク材料として,SAE1040鋼を利用した。摩擦試験は0.231~1.036N/mm²の圧力,0.6~2.4m/sのスライド速度で実施した。摩耗試験は1.8m/sのスライド速度,70Nの垂直荷重で実施した。種々の条件での実験の結果,試料の摩擦係数と重量減が決定された。摩耗表面の形態を解析した。試料の硬さ,表面粗さ及び表面温度を測定した。合金の摩擦及び摩耗挙動はスライド条件によって変化するという結果を得た。アルミニウム以外の構成元素がトライボロジー特性に及ぼす影響を解析した。Al8.5Si3.5Cu合金の摩擦係数が他の合金より低かった。一方,Al8.5Si3.5Cu合金及びAl15Sn5Cu3Si合金は最高の摩耗抵抗性を示した。Al15Pb3.7Cu1.5Si1.1Fe合金が一番摩耗した。そして,Al15Pb3.7Cu1.5Si1.1Fe合金は摩耗速度も最大であった。実施した評価の結果として,SiとSnを含むAl-Sn及びAl-Si合金が,潤滑下で作業するアルミニウム合金の中で,ベアリング材料として望ましい。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 潤滑 ,  アルミニウム ,  *ラジアル軸受 ,  *摩耗 ,  *アルミニウム合金 ,  金型鋳造 ,  トライボロジー ,  滑り速度 ,  摩擦係数 ,  表面粗さ ,  押込硬さ ,  表面温度 ,  銅添加合金 ,  摩耗速度 ,  耐摩耗性 ,  スズ添加合金 ,  軸受合金 ,  メカニカルアロイング
準シソーラス用語： *ジャーナル軸受

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム ,  ジャーナルベアリング ,  潤滑 ,  摩耗