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J-GLOBAL ID:201002293680447063   整理番号:10A0994635

温度境界層のスクレーピング機構による新しい熱交換器の開発

Development of Heat Exchanger with New Mechanism of Scraping Temperature Boundary Layer
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1276-1281 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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近年,製鉄所での二酸化炭素排出低減には様々手法が用いられ,廃熱回収もこれら手法の一つのである。熱交換器は流体の顕熱として放出された廃熱を回収する一つの主要な設備である。本研究では,熱交換器の効率を上げるために,移動している熱伝達表面から温度境界層を硬いブレードでスクレープし境界層の熱移動抵抗を除去する新概念を提案した。二重管式タイプの熱交換器の原型を本コンセプトで作成した。熱交換器内管は回転しブレードを内管の両側に設定した。熱交換器の性能を作動流体の様々な組み合わせで調査した。結果から以下のことが分り,この新概念の有効性が確認された。熱交換機性能を表すキーパラメータである総合熱伝達率は作動流体にかかわらず内管の回転とともに増大する。境界層スクレーピング効果は液体-液体または液体-蒸気システムで顕著で,場合によっては,熱伝達係数は約10倍に増加した。本概念は有用であるが,ガスを含む組み合わせでは,性能を向上させるために熱交換器設計の最適化にはまだ余地がある。本熱交換器の実用化により産業での廃熱回収に大きく貢献するものと期待される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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熱交換器,冷却器  ,  エネルギー消費,省エネルギー 
タイトルに関連する用語 (3件):
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