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J-GLOBAL ID：201002293689991815   整理番号：10A0330283

有機物分子による固体懸濁物上の金属吸着の増加

Enhanced metal adsorption on solid suspensions by organic molecules

著者 (4件)： ELMANFE Galal (Univ. europeenne de Bretagne, Univ. de Bretagne Occidentale, UMR CNRS 6521, Dep. de Chimie, 6 Av. Le Gorgeu, C.S. ...) ,  STEPHAN Ludovic (Univ. europeenne de Bretagne, Univ. de Bretagne Occidentale, UMR CNRS 6521, Dep. de Chimie, 6 Av. Le Gorgeu, C.S. ...) ,  OLIER Rene (Univ. europeenne de Bretagne, Univ. de Bretagne Occidentale, UMR CNRS 6521, Dep. de Chimie, 6 Av. Le Gorgeu, C.S. ...) ,  PRIVAT Mireille (Univ. europeenne de Bretagne, Univ. de Bretagne Occidentale, UMR CNRS 6521, Dep. de Chimie, 6 Av. Le Gorgeu, C.S. ...)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 345  号： 2  ページ： 496-504  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本実験研究は最初に砂の概略モデルとして用いたシリカビーズの懸濁物のカルボフランとの混合物中のナフタレン,次に金属塩Pb(NO₃)₂との共存下でこの混合物による汚染をミミックした。シリカ特性および実験条件はどのような吸着機構でも第1段階かつ重要段階である物理吸着を観察することだけを可能にするものであった。炭化水素および農薬としナフタレンおよびカルボフランをそれぞれ選んだ。単純な溶液からのナフタレン吸着は他の有機物吸着と比較して多目であり,カルボフランは溶液中でナフタレンがカルボフランと混合されているときナフタレンの層の上に吸着するようであった。他の有機物と同じくナフタレンは鉛イオンの吸着に有利であったが,ナフタレンとカルボフランとを組合せるとイオン吸着が顕著に増加した。Wagner-Onsager-Samaras理論によればこの結果は界面における有機分子の特別な組織化を意味していた。本研究から,砂の上のイオンの固定または放出のいくつかの環境機構に関する結論を単純な物理吸着の場合に導いた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粒状材 ,  鉛化合物 ,  硝酸塩 ,  *物理吸着 ,  固液界面 ,  自己組織化 ,  フェノール類 ,  カルバミド酸エステル ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *二酸化ケイ素 ,  ポリアセン
準シソーラス用語： *シリカ ,  *シリカビーズ ,  硝酸鉛

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  非金属化合物  (CD01070R) ,  ナフタレン  (CF06020D)

物質索引 (2件)： カルボフラン ,  ナフタレン

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機物分子 ,  固体 ,  懸濁物 ,  金属吸着