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J-GLOBAL ID:201002293719767737   整理番号:10A1072043

異物反応におけるコラーゲン足場架橋剤および好中球の間の関係

The relationship between collagen scaffold cross-linking agents and neutrophils in the foreign body reaction
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号: 35  ページ: 9192-9201  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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微小環境における好中球,および結果としての,マウスでの異物反応におけるマクロファージの役割への識見をより得るために,一つの解剖学的位置,すなわち皮下に移植したマウスにおいて,二つの異なる架橋皮膚コラーゲンディスク(グルタルアルデヒド=GDSC,ヘキサメチレンジイソシアナート=HDSC)の運命を検討した。GDSCでは,大量の好中球浸潤を第2日および第21日に認めたが,それにもかかわらずHDSCでは,わずかな浸潤のみを第2日で認めた。好中球の存在はマクロファージを活性化するサイトカインであるIFN-γの高レベルと一致した。大きな差異は二つのディスクの分解率において認められた:GDSCは28日後にほぼ完全に分解されたが,HDSCは無傷のままだった。GDSCの分解はコラーゲン分解性活性およびマクロファージによる貪食作用を通じて発生した。貪食作用は第2日および第21日で認められた。IL-13はHDSCでのみ認められ,これはHDSCでの巨細胞の存在の結果となった。これらの巨細胞はTIMP-1発現を促進し,コラーゲン分解および貪食活性を阻害するIL-10を産生した。マウスでのマクロファージの機能は,GDSCおよびHDSCにより誘導される微小環境における差異により大きく影響され,好中球の有り/無しはこの微小環境の成形に主要な役割を果たすと結論する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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