抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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二金属及びヘテロ金属配位シュウ酸塩前駆体のウラニル(II)ジアクアトリス(オキサラト)ランタネート(III)オクタハイドレート(UOLa)及びコバルト(II)ウラニル(II)ペンタクアトリス(オキサラト)ランタネート(III)オクタハイドレート(CoUOLa)を合成し,元素分析,IR,電子スペクトル及び粉末X線回折(XRD)によるキャラクタリゼーションを行った。空気中における熱分解の研究(TG,DTG及びDTA)からは,UOLaは190,496及び770°Cで幾つかの中間生成物を生じるが,最終的に1000°Cで主としてU
2O
5,U
3O
8,La
2O
3及びLa
6UO
12から成る混合物を生じることが示された。最終生成物中には微量のUO
2,炭素及びウランとランタンの炭化物が存在することも同定された。CoUOLa前駆体では235°Cまでに全ての結晶水分子と配位水分子を失い,引き続いてこの無水化合物はゆっくり分解して330°CでCoC
2O
4と(UO
2)
2[La(C
2O
4)
2.4]
2との混合物になる。1000°Cで同定された最終生成物は微量のLa
2O
3,LaCoO
3,La
2C
3及び炭素を含むCoO,LaO,U
2O
5の混合物である。340及び515°Cの不安定な中間相の存在は前駆体のフラグメンテーション過程の産物に因るとみなされた。両前駆体の最終生成物から同定された主要酸化物の結晶構造は粉末XRDデータから推論される。前駆体の全ての脱水及び分解過程の熱力学的パラメーターのE,lnk
0,ΔH及びΔSは窒素雰囲気中のDSCによる研究から探求,検討された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.