抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究においては,摩擦電磁気現象を根源的に究明しつつ,発見されたトライボプラズマの応用技術開発を行っている。平成21年度においては,トライボプラズマの発生機構をグロー放電領域とコロナ放電領域におけるパッシェンの法則で明らかにすることができたので報告した。摩擦接触点とその周辺から放出される光子の二次元像を各種空気圧力のもとで調べ,その計測結果をパッシェンの法則のもとで解析した。その結果,プラズマ発生の中心は大気圧近傍の空気圧力においてはプラズマリングと摩擦トラックの交点である馬蹄形中心で最も強く,ここではグロー放電が発生し,空気圧の低下につれて放電の形態はグローからコロナへと変わり,その強度中心は次第に馬蹄形中心から摩擦接触点の両脇に移行することが分かった。